金型の機能を100%有効に活用するためのサポートアイテムがプラグであり、プラスチック樹脂製品として完成させるのに必要不可欠なものが、トムソン抜型です。
プラグは真空成形時に加熱された材料が金型に均等に吸着させる役割をもち、トムソン抜型は成形されたプラスチック製品をひとつずつきれいに切り分ける役目を果たすものです。
当社はこれらの技術においてもお客から高い評価をいただいております。
トムソン抜型とプラグの製作セッション
トムソン抜型とプラグの製作は、社内の同じフロアで行われています。機械設備も整っていますが、このセクションも木型製作とよく似た「手づくり」の世界。最後の決め手は職人の技術がモノをいいます。
トムソン抜型はプラスチック製品の
仕上げツール
抜型の製作については高硬度のトムソン用ブレードを使用し、コンピュータシステム、先進のベンディングシステムを活用。抜きズレのない正確で美しい抜型を実現しています。
到達したのは何処にも存在しない水谷製作所専用刃
さらなる性能を求めたとき、従来の刃では私たちの要求はクリアされませんでした。追い求めた結果、水谷専用刃として特注するにいたりました。すべてのオリジナルミラー刃に「MIZUTANI」のネームが刻まれています。
金型の精密さをサポートするプラグ製作
プラグの役割は、熱処理したフィルムを真空成形する際、フィルム特性の問題による個所をアシストして、フィルムの厚みを均一にすることです。当社ではレーザー加工機と手作業の融合で精密なプラグを短納期で製作しています。